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サブスク型音楽ストリーミングサービス大手のSpotifyが初のハードウェアデバイスを発表しました。「Car Thing」と名付けられたこのデバイスは、車のなかでSpotifyを楽しむためのものです。
このCar Thingは、最新の車載インフォテイメントシステムに対応していない自動車において、Spotifyを車内で楽しむためのデバイスです。
本体にはタッチスクリーンとナビゲーション用のノブ、そしてユーザー設定可能な4つのボタンを備えています。
また、「Hey, Spotify」という音声コマンドによっても操作可能です。
Car ThingはBluetoothでスマートフォンと接続され、スマートフォン経由で通信を行います。音声はAUXケーブルを使うか、スマートフォンのスピーカーから再生する仕組みです。
Car Thingは今のところ、アメリカにおいてSpotify Premium加入者を対象に、期間限定かつ招待制ですが、無料で提供されています。
これは、SpotifyがまだCar Thingを実験的なものと考えているからだそうです。
実際に販売される際には79.99ドル(約8,723円)という価格設定となります。
日本での販売については不明です。
本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。