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2021年3月31日 21時17分

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Appleが独立系アーティスト支援のUnitedMastersに55億円出資

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インディペンデント系のアーティストと大手ストリーミング配信サービスを結びつけるUnitedMastersに、Appleが5,000万ドル(約55億円)の投資を行ったことが分かりました。

レーベルを介さずにストリーミング配信

スティーブ・スタウト氏が2017年に立ち上げたUnitedMastersは、レーベルを仲介させずにアーティストが様々な音楽プラットフォームで楽曲を配信するのを手助けするサービスです。従来であれば、アーティストは巨大な影響力を持つレーベルの意向に従うほかありませんでしたが、UnitedMastersでは手数料を支払えば、自分のオンラインストレージからSpotifyやApple Musicなどに配信することが可能です。また、楽曲の権利はアーティストが100%所有するのが特徴です。
 
スタウト氏が2017年にこのサービスを立ち上げた際、Googleの親会社であるAlphabetなどから7,000万ドル(約77億円)の出資を得ていましたが、今回新たにAppleからも5,000万ドルを調達したことが分かりました。この出資を報じたニュースサイトTechCrunchが指摘する通り、Appleは製造業支援のための自社ファンド「Advanced Manufacturing Fund」か、ハードウェアや最新テクノロジーへの投資、あるいは買収が目立つだけに、今回のような投資ラウンドでのユニコーン企業への出資は珍しいと言えるでしょう

改めてアーティストを尊重する姿勢見せる

Apple Musicはサービス開始以来、アーティストに支払われるマージンの低さが何度か問題となってきました。かつては、ユーザーが無料キャンペーン期間中に楽曲を再生してもロイヤルティーが支払われないことについてテイラー・スウィフトが抗議し、アルバムの配信を拒否したこともあります(最終的には和解)。また最近も、1曲再生されるごとに平均して約0.01円しか支払われておらず、知名度の低いアーティストが犠牲になっているのではないかとの指摘も起こりました。
 
そうした状況を思えば、UnitedMastersのような業界の盛り上がりを支援するユニコーン企業への出資は、アーティストを尊重したいというAppleの姿勢の表れとも言えるでしょう。今回の出資にあたって、Appleでインターネット・ソフトウェアとサービスを統括するエディー・キュー副社長は「UnitedMastersはAppleと同様、クリエイターに力を授けることに尽力している」と述べています。
 
 
Source:TechCrunch via iMore
(kihachi)

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