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    世界的なチップ不足でFoxconnが出荷見通しを10%引き下げ

    foxconn フリー素材 flickr

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    iPhoneの組み立てサプライヤーとして知られるFoxconnが、世界的なチップ供給不足のために、出荷台数見通しを10%引き下げると発表しました。

    Appleへの影響はどの程度か

    Foxconnのヤン・リウ氏は投資家向けの説明会で、チップを始めとした半導体が世界的に枯渇しているために量産スピードが遅くなり、「現時点では」当初の予定よりも出荷台数が10%少なくなるとの見通しを示しました。同氏は「今四半期(2021年第1四半期=1月〜3月)のうち最初の2カ月はまだ良かった。我々のクライアントは皆とても巨大だからだ。だが、今月になって変化の兆しが見え始めた」とし、供給不足の長期化が見通し悪化の要因だと指摘しました。
     
    Appleを名指しすることはありませんでしたが、ニュースサイトMacRumorsは「現在進行中のチップ供給不足が最終的にはAppleに影響を与えることを示唆している」と見ています。GoogleやMicrosoftもクライアントに抱えているとはいえ、業績を大きく左右するのはiPhoneの量産だからです。
     
    リウ氏は、供給が正常化するのは2022年第2四半期(4月〜6月)以降だろうと述べ、今年中に問題が解決する可能性は低いとの考えを示しました。ただし、同時に「かなり前の受注への影響は軽微だ」とも述べていることを思えば、iPhoneへの影響が近いうちに出る公算は低そうです。

    チップ不足は「ばかげた水準」に

    枯渇が「ばかげた水準」にまで到達しており、スマートフォン業界に甚大な影響を及ぼしているとWedbush証券が指摘するように、AppleのみならずXiaomiやSamsungなど様々なベンダーが生産台数の確保に苦労していると考えられています。
     
    枯渇の原因は複雑に絡み合っているために断定はできないものの、スマートフォン向けチップについて言えば、Huaweiが米政府の禁輸措置を受けたことで、ライバルのAndroidスマートフォンベンダーがこぞって乗り換え需要を当て込んだ結果、Qualcommのチップ需要が一気に増したのも理由の一つだとされています。
     
     
    Source:Nikkei Asia,MacRumors
    Photo:Flickr-iphonedigital
    (kihachi)

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