ブラウザDuckDuckGo、「プライバシー成分表示」でGoogleを非難

google chrome ブラウザ

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プライバシー重視のブラウザDuckDuckGoは、App Storeで掲載が義務化されたプライバシーラベルを使って、「Google Chrome」と「Google アプリ」が取得するユーザー情報の量が多すぎるとGoogleを非難しました。

DuckDuckGoはユーザーに関連付けられたデータをまったく収集せず

App Storeのプライバシーラベルとは、アプリがどのようなユーザーデータを収集し、何に活用しているかを説明するもので、Appleは2020年12月から表示を義務化しています。
 
プライバシーラベルは、ユーザーがアプリから取得されるデータ内容を把握した上で、アプリ利用を行えるよう考案されたものですが、DuckDuckGoは自社ブラウザとGoogleの主要アプリのプライバシー成分表示を比べ、いかにDuckDuckGoが優れているかを示すためにラベルを使用しました。
 


 
比較画像を見ると、DuckDuckGoはユーザーに関連付けられたデータをいっさい収集していないのがわかります。
 

ちなみに、「Google Chrome」は、以下のユーザーに関連付けられたデータを収集しています。
 

 

アナリティクス

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  • ユーザーコンテンツ
  • 閲覧履歴
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  • 診断
  • その他のデータ

 

製品のパーソナライズ

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  • ID
  • 使用状況データ

 

アプリの機能

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  • 位置情報
  • ユーザーコンテンツ
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  • ID
  • 使用状況データ
  • 診断
  • その他のデータ

 
「Google アプリ」は、Chromeブラウザをさらに上回る数の項目のユーザーに関連付けられたデータを収集しています。
 

 

サードパーティー広告

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デベロッパの広告またはマーケティング

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Source:9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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