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中国ベンダーOppoが、現在トルコで建設中の新たな生産施設でスマートフォンの試作を開始した、と同国産業技術省のムスタファ・ワランク大臣が発表しました。
「(Oppoのトルコ工場での)量産開始時には、1,000人以上の雇用が生まれる見込みだ」とワランク大臣は声明の中で述べています。
12,000平方メートルの敷地面積を誇る生産施設の建設は、昨年11月に始まりました。
「これから約3カ月後には、表面実装技術を用いた生産ラインが稼働する。すべての設備はすでに設置完了済みだ」とワランク大臣は続けており、“メイド・イン・ターキー(トルコ製)”と書かれたOppo製品が店頭に並ぶ日も近いとされています。
トルコは巨大テック企業の誘致を積極的に行っており、韓国Samsungもイスタンブール拠点の下請企業にデバイスの生産を委託予定と報じられています。
Oppoは、トルコ国内で生産したデバイスのヨーロッパ市場への輸出も視野に入れているとされています。
スマホメーカーにとって最大の市場は中国ですが、2021年1月のシェア調査で、Oppoが初めて中国市場でシェア首位を獲得したとも伝えられており、Oppoは現在勢いに乗っているようです。
Source:Anadolu Agency
Photo:Oppo
(lexi)