Apple Watchのユーザー数が1億人を超えるも普及率は依然として低い

Apple Watchを操作する画像

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スマートフォンの次に来るといわれ続けながら、なかなか爆発的な普及を見せないスマートウォッチですが、Apple Watchは着実にユーザー数を増やしているようです。2020年12月の時点で、インストールベースでのApple Watchのユーザー数が1億人を突破しました。

昨年比約3,000万人の増加

Above Avalonを運営するアナリスト、ニール・サイバート氏の見積もりによると、2020年12月にインストールベースでのApple Watchのユーザー数が1億人を突破したとのことです。
 
Apple Watchのインストールベースのユーザー数の推移の画像
 
これは2019年に比べて約3,000万人の増加であり、2015年~2017年の新規ユーザー数の合計よりも多い数となっています。
 
1億人というユーザー数はApple製品のなかではiPhone、iPad、Macに次いで4番目に多い数とのことです。
 
そして、このペースが続けば、2022年にはApple Watchユーザー数はMacのユーザー数を上回るだろうと予測されています。

まだまだ低いApple Watchの普及率

一方で、Apple Watchの普及率はまだまだ低水準にとどまっています。
 
世界中のiPhone5以降のiPhoneユーザーのうち、Apple Watchを使用している人の割合は2020年時点で10%に過ぎないそうです。
 
iPhoneユーザーのうち、Apple Watchを使っている人の割合
 
米国はApple Watchの普及率が比較的高く、iPhoneユーザーの35%がApple Watchを着用しているとのことです。
 
Above Avalonは、Apple WatchをiPhoneユーザー以外にも開放すれば、さらに広い市場に対応でき普及が進むだろうとしています。

 
 
Source:Above Avalon via AppleInsider
Photo:ぱくたそ
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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