Spotify、米国内の一部ユーザーに対しリアルタイム歌詞機能のテストを実施

 
Spotifyが、米国内の一部のユーザーを対象にリアルタイム歌詞機能のテストを実施していることが明らかとなりました。

米国内の一部のユーザーを対象にテストを実施

Spotifyによると現在は、米国内の一部のユーザーを対象にテストを実施しており、全てのユーザーがこの機能を利用できるわけではないとのことです。同社はまた、全てのユーザーにこの機能が提供されるのはいつなのか、また提供されるのかどうかについては明らかにしていません。しかし、同社の広告担当者は米メディアEngadgetのメールに対し、以下のようにコメントしています。
 

Spotifyでは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、定期的にいくつかのテストを行っています。これらのテストの中には、より幅広いユーザーエクスペリエンスへの道を開くものもあれば、重要な学習としてのみ役に立つものもあります。現時点では、これ以上共有できるニュースはありません。

 
Spotifyは2019年11月より、リアルタイム歌詞機能のテストを開始し、世界中のいくつかの市場でテストを実施してきました。同社のリアルタイム歌詞機能はMusixmatchが提供していますが、ライセンスの問題が展開が遅れている最大の理由の1つです。

Apple Musicのリアルタイム歌詞機能について

Appleは、iOS13でApple Musicにリアルタイム歌詞機能を追加し、Apple Musicのほとんどの楽曲でこの機能が利用できるようになりました。
 
同社でインターネット・ソフトウェア・サービス担当上級副社長を務めるエディ・キュー氏がインタビューで語ったように、リアルタイム歌詞機能の作業のほとんどは自社で行われていますが、プラットフォームの歌詞をApple Musicに組み込むためにGeniusとの契約も結んでいるとのことです。
 
 
Source:Engadget via 9to5Mac
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