WeWorkの興亡描くApple TV+ドラマ、オスカー俳優2人が共演

    アン・ハサウェイ ジャレッド・レト wecrushed

    アン・ハサウェイ ジャレッド・レト wecrushed
     
    実在する企業WeWorkの興亡を描く「WeCrashed」が、Apple TV+向けのドラマとして製作される見通しです。オスカー俳優のアン・ハサウェイとジャレッド・レトが主演を務めます。

    破天荒ぶりが話題となったWeWork

    AppleTV+での配信が予定されている「WeCrushed」は、人気ポッドキャスト「WeCrashed: The Rise and Fall of WeWork(WeCrushed: WeWorkの興亡)」を元にしたドラマです。WeWorkはアダム・ニューマン氏によって創業された実在するスタートアップ企業で、コワーキングスペース(シェアオフィス)の運営を行っています。
     
    一時は時代の寵児として華々しく注目を浴びたWeWorkですが、ニューマン氏の破天荒ぶりや風変わりな企業文化が問題となるにつれ、慢性的な赤字から脱却できそうにないことも明らかになり、現在では失敗したスタートアップ企業の典型例として扱うメディアも少なくありません。
     

    WeWorkの創業者らは、自分たちを歴史を創造する最先端にいると考えていた。かつては470億ドル(約4兆9,220億円)の企業価値がつき、大掛かりなIPO(株式上場)が計画されていたのだ。カリスマ最高経営責任者(CEO)であるアダム・ニューマンは、WeWorkが世界を変えると信じていた。
     
    この世で最も賢い投資家たちにWeWorkを売却するという預言者のようなビジョンを持っていた彼だが、はたして企業の実態と一致することは一度でもあったのだろうか……(中略)……これは希望と傲慢さ、巨額な資金と桁外れの失敗、そして人々が“ユニコーン”を追い求める物語である。(WeCrashed: The Rise and Fall of WeWorkの紹介より)

     
    創業者のアダム・ニューマン氏を演じるのは「レクイエム・フォー・ドリーム」「スーサイド・スクワッド」のジャレッド・レト、妻で共同創業者のレベッカ・ニューマン氏は「プラダを着た悪魔」「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイが演じます。2人とも演技派の大物オスカー俳優とあって、上質なドラマが期待できるとともに、Appleの力の入れようが伝わってきます。
     
     
    Source:AppleInsider,Apple-Podcast
    (kihachi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次