2020年第4四半期もiPadがタブレット市場を支配 推定1,920万台を出荷

2台のiPad Proの画像

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iPadシリーズが好調なAppleは、2020年第4四半期(10月~12月)もタブレット市場でトップの座を維持しました。推定1,920万台を出荷し、シェアは36%だったそうです。

2位以下を大きく引き離しての首位

分析会社であるCanalysのデータによると、iPadの2020年第4四半期(10月~12月)の出荷台数は、前年同期比40%増の推定1,920万台でした。
 
タブレット市場におけるAppleのシェアは36%であり、2位であるSamsungの19%(推定990万台)、3位であるAmazonの12%(推定650万台)を大きく引き離しています。
 
2020年全体としては、Appleは前年比24%増の約5,880万台のiPadを出荷したとCanalysは推定しています。年間シェアは37%に達し、2位であるSamsungの19%、3位であるHuaweiの10%を引き離しての首位でした。

総合的なPC市場でも強い

また、Appleは、パソコンとタブレットを合わせた総合的なパソコン市場においても強さを見せています。
 
Appleの2020年第4四半期(10月~12月)のMacとiPadを合わせた出荷台数は2,640万台で、年間42%の成長を記録しました。
 
市場シェアは18%で、首位のLenovoの20%をわずかに下回っています。
 
2020年の年間出荷台数は8,140万台と推定され、市場シェアは18%です。首位はLenovoで19%でした。
 
 
Source:Canalys via AppleInsider
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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