Apple Payのパリ・メトロへの導入、今のところはチャージのみ

 
AppleとÎle-de-France-Mobilités（イル・ド・フランス・モビリテ）がメトロ（Paris Metro：パリ地下鉄）でのApple Pay導入を目指して交渉を行っているとされていますが、まずICカード「Navigo」のチャージをApple Payで行えるようになった、と伝えられています。

カードをiPhone上に置いてApple Payでチャージ

仏メディアiGenerationは、実際にApple Payを使ってNavigoパスのチャージを試み、その過程のスクリーンショット画像を投稿しています。
 

 
Île-de-France-Mobilitésアプリ内で「購入」タブに行き、カードをiPhoneの上に設置します。「スキャンの準備ができました」をタップし、ガイダンス従ってApple Payでの支払いを済ませます。
 

 
なお、Apple Payを使ったNavigoパスのチャージは現在のところiOS13以降のiOSバージョンがインストールされたiPhone7以降のデバイスで利用可能ですが、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxには未対応であるとのことです。
 

今後Walletアプリへのカード追加に期待

以前の報道では、Apple WalletアプリへNavigoパスが追加可能となることが期待されていましたが、今のところはパスのチャージのみApple Pay対応となっているようです。
 
iPhoneアプリ上でICカードのチャージが行えるようになることで、駅などの自動券売機の前で列を作る手間が省けるため、コロナ対策にも有効であると言えそうです。
 
 
Source:iGeneration via AppleInsider
(lexi)