AirPodsの市場シェアが下がるも他メーカーより依然として圧倒的

AirPods Proの画像

AirPods Proの画像
 
AppleのAirPodsは街中でつけている人を見かけない日はないほどの人気です。実際、市場シェアも高かったのですが、2020年第3四半期(7月~9月)のシェアは2019年第4四半期(10月~12月)に比べて大きく下がりました。それでも、依然としてAppleは他メーカーに対して圧倒的なシェアを持っています。

シェアが41%から29%に急落

調査会社のCounterpointによると、Appleの完全ワイヤレスイヤホン(TWS)市場におけるシェアは、2019年第4四半期(10月~12月)の41%に対し、2020年第3四半期(7月~9月)は29%と、大きく下がりました
 
これは、AirPodsシリーズの販売台数の減少によるものではなく、特にTWSの低価格帯での競争の激化によるものです。TWS市場自体は2020年の年間成長率が83%に達するとCounterpointは予想しています。
 

依然として他社に比べて圧倒的

2020年第3四半期(7月~9月)における、TWS市場におけるシェア上位5メーカーは以下のようになっています。
 

メーカー シェア
Apple 29%
Xiaomi 13%
Samsung 5%
JBL 5%
QCY 3%

 
Appleは依然として2位のXiaomiに対して2倍以上のシェアを持っており、圧倒的です。
 
また、AirPodsは中価格帯〜高価格帯のTWSであるため、Appleは同価格帯におけるシェアにのみ、注力していると思われます
 
 
Source:Counterpoint via 9to5Mac
Photo:ぱくたそ
(ハウザー)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

特集

目次