2021年1月14日02:00公開 / 2021年1月14日04:39更新
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スマホのBluetooth信号を活用したバスの混雑度表示の実証実験が宇都宮市で開始
スマートフォン用の乗換案内アプリやナビアプリを提供する「ナビタイムジャパン」、「関東自動車」「みちのりホールディングス」の3社が、スマートフォンのBluetooth信号を検知し、バス車内のリアルタイム混雑度を表示する実証実験を、2021年1月13日から宇都宮市で開始すると発表しました。
乗客のスマホのBluetooth信号を活用
今回の実証実験は、バスの乗客のスマートフォンが発信するBluetooth信号を、Bluetooth Low Energy(BLE)スキャン搭載の計測用スマートフォンで検知し、バス車内のリアルタイム混雑度を算出することを目的に実施されます。
実証実験の期間は2021年1月13日〜2月11日で、対象路線は関東自動車の宇都宮駅西口~西川田東(江曽島)間で、同路線を走行する路線バス3台が対象です。
実証実験を実施する3社の発表によれば、リアルタイム混雑度は「青:空席あり」「黄色:立ち客あり」「赤:立ち客多い」の3種類のアイコンで路線図上に表示されます。
混雑度は、実証実験のサイトで確認可能になる予定
また、実証実験のサイト上では、「バスの現在位置と、計測用スマートフォンで検知した混雑度を表示、ユーザーに提供する予定」と案内されています。
実証実験対象のバス、3台中1台には車内を映すカメラが設置されるとのことで、混雑度を確認してからバスを利用することが出来るようになる見通しです。
今回の実証実験や、バスがいつ来るかWeb上で分かる、「バスロケーションシステム」の導入拡大などを通じて、路線バス利用時の利便性が向上すると期待されます。
Source:ナビタイムジャパン
(FT729)
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iPhone Mania編集部
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