新型コロナウイルスの影響でヨーロッパでの2020年のアプリ売り上げが大幅成長

    iPhoneのホーム画面の画像

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    人々の暮らしを大きく変えた新型コロナウイルスは、モバイルアプリの購入にも影響を与えているようです。ヨーロッパにおける2020年のモバイルアプリの売り上げは、前年比約31%増加と2019年に比べて大幅に成長しました。

    2020年はアプリに約148億ドルを消費

    米国の調査会社であるSensorTowerのレポートによると、ヨーロッパのモバイル端末ユーザーは、2020年にモバイルアプリに対して推定148億ドル(約1兆5,381億円)を消費したとのことです。
     
    これは、2019年に比べて売り上げが約31%増加したことを意味します。新型コロナウイルスによるパンデミックと、都市のロックダウンによって、いわゆる巣ごもり需要が寄与したものと考えられます。
     
    世界中では約1,110億ドル(約11兆5,361億円)がモバイルアプリに消費され、ヨーロッパにおける支出はそのうち約13.3%を占めています。

    端末シェアで劣るApp StoreがGoogle Playを上回る

    148億ドルの売り上げのうち、App Storeは約80億ドル(約8,314億円)、Google Playは約68億ドル(約7,067億円)という内訳となっています。
     
    ヨーロッパでは、スマートフォンの約75%がAndroid、約25%がiPhoneというシェア比率にもかかわらず、AppleのApp StoreがGoogle Playを上回ったというのは非常に興味深い事実です。
     
    最も人気のあるモバイルアプリのジャンルはゲームで、全体の約64.8%にあたる約96億ドル(約9,977億円)を売り上げました。また、最も人気のあったアプリは出会い系プラットフォームのTinderで、2位のNetflixを大きく引き離しているとのことです。
     
     
    Source:SensorTower via Patently Apple
    Photo:ぱくたそ
    (ハウザー)

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