Apple、watchOS7.2 RCを開発者向けにリリース
Appleは現地時間12月8日、watchOS7.2の最終ベータ版となるリリースキャンディデート(RC)を開発者向けにリリースしました。
日本での提供開始が期待されていた心電図機能ですが、残念ながら今回も見送りとなったようです。
watchOS7.2 RCリリースノート
以下、watchOS7.2 RCリリースノートの翻訳を記載します。
watchOS7.2には、Apple Watchにより、個々のフィットネス体験を提供する新機能、Apple Fitness+が含まれます。その他、有酸素運動(カーディオフィットネス)の酸素消費量が低い時に通知する機能、点字表示にも対応します。このアップデートには性能向上も含まれます。
Apple Fitness+
- Apple Watchによる新しいフィットネス体験とスタジオ形式のワークアウトが、iPhone、iPad、Apple TVで利用可能に(Apple Watch Series 3以降で利用可能)
- iPhone、iPad、Apple TVの新しいフィットネスアプリで、Fitness+ワークアウト、トレーナー、個人向けの推薦内容が見られる
- 10種類の人気のワークアウトには毎週新たなビデオワークアウトが追加されます:HIIT、インドアサイクリング、ヨガ、コア、ストレンス、ダンス、ローイング、トレッドミルウォーキング、トレッドミルランニング、クールダウン
- Fitness+のトレーナーがキュレートしたプレイリストがワークアウトを支援
- Fitness+サブスクリプションはオーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、英国、米国で利用可能
このアップデートには以下の機能および機能向上も含まれます:
- オプションで、有酸素運動で酸素消費が少ない場合に通知する機能
- iPhoneのヘルスケアアプリで、年齢と性別をもとに、有酸素運動のレベルを確認できる機能
- 心電図アプリで心拍数が100BPM(1分あたりの拍動の数)を超えると心房細動に分類(アプリが利用可能な地域に限る)
- 台湾においてApple Watch Series 4以降で心電図アプリが利用可能に
- VoiceOverでの点字表示に対応
- バーレーン、カナダ、ノルウェー、スペインにおいてファミリー設定に対応(Apple Watch Series 4以降およびApple Watch SEのセルラーモデル)
なおAppleは同日、iOS14.3 RCもリリースしています。
Source:iClarified
(lunatic)