M1搭載MacBook Airのバッテリー持続時間テスト〜約50%の時間延長

    MacBook Air 2020

    MacBook Air 2020
     
    テック系メディアNotebookcheckが、M1チップ搭載MacBook Airと、Intelプロセッサ搭載MacBook Air(2020年モデル)を用いて、Wi-Fi接続によるWebページ閲覧時のバッテリー持続時間テストを実施し、結果を報告しました。同メディアによれば、M1チップ搭載モデルはIntelプロセッサ搭載モデルから、45%〜55%のバッテリー持続時間延長が認められたとのことです。

    バッテリー持続時間テスト環境

    Notebookcheckが、下記の条件でM1チップ搭載MacBook Airと、Intel Core i3およびCore i5を搭載したMacBook Air(2020年モデル)を用いて、バッテリー持続時間テストを実施しました。
     

    • Wi-Fi接続でのWebページ閲覧での、バッテリー持続時間を比較
    • 各モデルのバッテリー容量は、49.9Whで共通
    • ディスプレイ輝度は全モデルを150ニトに調整
    • ディスプレイの明るさ自動調整機能はオフ

    バッテリー持続時間テスト結果

    上記テスト環境で比較した結果、M1チップ搭載MacBook Airのバッテリー持続時間は16時間(960分)、Core i3搭載モデルは11時間1分(661分)、Core i5搭載モデルは約10時間17分(617.7分)だったと、Notebookcheckは報告しています。
     
    M1 Macbook Air battery test_01
     
    M1チップ搭載MacBook Airのバッテリー持続時間は、Core i3搭載モデル比で45%、Core i5搭載モデル比では55%の延長が確認されました。
     
    M1 Macbook Air battery test_04
     
    M1 Macbook Air battery test_05

    電源アダプタ変更による充電時間も比較

    Notebookcheckは、電源アダプタにより充電時間に違いが出るかの比較テストも実施しました。
     
    30W電源アダプタ使用時
     
    M1 Macbook Air battery test_02
     
    その結果、16インチMacBook Pro用の96W電源アダプタを使用した場合、M1チップ搭載MacBook Air付属の30W電源アダプタと比較して、充電完了までの時間が17分短縮され、2時間23分で完了したとのことです。
     
    96W電源アダプタ使用時
     
    M1 Macbook Air battery test_03
     
    同メディアはその理由に関し、96W電源アダプタを使用した際は充電開始から最初の45分間は約43Wで充電された分、充電完了までの時間が短縮されたと述べています。
     
    Notebookcheckは、M1チップ搭載MacBook Airの最大消費電力は31Wで、通常時は22W〜25Wであるため、接続した電源アダプタによるパフォーマンスの違いは認められなかったと報告しています。同メディアは今後、ディスプレイ輝度を400ニトにした比較テスト実施を計画しているとのことです。
     
     
    Source:Notebookcheck
    Photo:Apple
    (FT729)

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    この記事を書いた人

    ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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