Philips Hueライト、iOS14の新機能「アダプティブライティング」対応地域を拡大
HomeKit対応の照明を多数リリースしているPhilipsは同社のスマート照明HueをiOS14の新機能であるアダプティブライティングに対応させています。10月から徐々に対応地域を拡大しており、11月になって北米でもこの機能が使えるようになっています。
時間によって色を調整
iOS14の新機能として6月にオンラインで開催されたWWDCで発表されたアダプティブライティング機能は、HomeKit対応の照明の色を時間帯によって自動で変化させる機能です。例えば日中は明るく寒色系の色の照明で部屋を照らし、日が沈むとブルーライトをカットした暖色系に自動で切り替えるなど、時間によって照明の色を変化させていきます。
この機能にいち早く対応すると発表したのがPhilipsであり、HomeKit対応のスマート照明Hueを順次アダプティブライティングに対応させています。10月にはヨーロッパで使えるようになったのを皮切りに11月中旬以降、北米でも使えるようになりました。アダプティブライティングはスマート照明がより快適になる機能であり、その対応は多くのユーザーが待ち望んでいたものでした。
日本では未対応
アダプティブライティング機能を有効にするには、Hueのホームハブに最新のファームウェアをインストールする必要があります。同機能に対応したファームウェアは「1941132070」ですが、筆者が本日確認したところまだ「1941056000」が最新と表示されています。日本ではまだ対応ファームウェアの配布は始まっていないようです。
ただHueは日本でもApple StoreやAmazon、家電量販店で広く販売されています。こうした状況を考えるとアダプティブライティングへの対応はそう遠くない将来に実現すると予想されます。
Source:iMore
(KAZ)