Appleの元副社長アンジェラ・アーレンツ氏、セイブ・ザ・チルドレンの理事長に就任
NPOセーブ・ザ・チルドレンは、教育、医療、経済的機会の確保を通じて世界中の子供たちの生活を改善することを目的として1919年に設立された基金です。この基金の理事長にAppleの元副社長であるアンジェラ・アーレンツ氏が就任しました。
華麗な職歴
アンジェラ・アーレンツ氏はAppleの副社長に就任する前には、世界的なアパレルブランドであるバーバリーの最高経営責任者(CEO)を務めていました。2014年にAppleのティム・クックCEOに誘われてAppleの小売担当副社長となり、2019年までその役職を務め上げました。Appleを退社した後はAirbnbの取締役となり、アパレル企業からテクノロジー企業まで世界的な企業を渡り歩いています。
そして今回、アンジェラ・アーレンツ氏はNPOのセーブ・ザ・チルドレンの理事長となり、世界の子供たちの福祉活動へと参画することになりました。同基金が外部から理事会議長を選定することは初めてであり、同氏の経営手腕、世界的企業で得た知見を基金のために活かすことが期待されています。
この就任につて同氏は「セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナルの理事長に就任できて本当に光栄です。私は常に子供たちに奉仕することに情熱を注いでおり、素晴らしいセーブ・ザ・チルドレンのグローバルパートナーとチームとの経験を活用して基本的な権利を擁護し続けることを楽しみにしています」と述べ、基金での活動についてもこれまでの企業経営と同じ情熱を注ぐことを表明しています。
Source:AppleInsider
(KAZ)