Apple役員、Apple Watchのユーザーインターフェースができた経緯を語る

apple watch series 6

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Appleのヒューマンインターフェースデザイン担当副社長のアラン・ダイ氏が、Monocle on Designポッドキャストに登場し、Apple Watchのユーザーインターフェース(UI)がどのようなプロセスを経て現在の形になったかを語りました。

小さいディスプレイでの読みやすさに焦点

ダイ氏いわく、Apple Watchが長寿製品となるためには、どのようなデザインシステムを作れば良いかに多くの時間を費やしたとのことです。
 
特に、“視認性”というコンセプトに焦点を当て、どのようにすれば小さいディスプレイサイズでも問題なく読むことができるかを模索したといいます。

タイプフェイス「San Francisco」の開発が鍵に

ダイ氏のチームは、時間管理の歴史をさかのぼり、いくつもの世代を通してどのように時間が管理されてきたかの調査を行いました。
 
小さなディスプレイでの読みやすさというものを追求した結果、現在Appleの製品やマーケティングすべてに使用されているタイプフェイス“San Francisco”の開発につながりました
 
Apple Watchが丸型ではなく四角になったのも、小さなディスプレイでより多くのデータを表示するためだった、とダイ氏は語っています。
 
現在では、40以上のApple Watchの文字盤が利用可能となっています。
 
 
Source:Monocle 24: Monocle on Design/Apple via 9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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