モバイルICOCA(仮称)がついに誕生!JR西日本が発表 2023年春予定

ICOCA 交通系IC

ICOCA 交通系IC
 
JR西日本は、ICカード乗車券「ICOCA」の機能が利用できる「モバイルICOCA(仮称)」(以下、モバイルICOCA)を発表しました。導入開始は2023年春を予定しています。
 
【2020/10/19 13時39分】iPhoneならびにAndroid端末への対応について現在、西日本旅客鉄道(JR西日本)に問い合せ中です。

JR西がモバイルICOCAを発表!

JR西日本が2020年10月16日に「モバイルICOCA」 の構想を発表しました。ICカード版ICOCAと同様に自動改札機やお店での支払いに利用できるのはもちろん、スマートフォンのアプリを通じて、駅に行くことなく、定期券の購入チャージができるようになる予定です。

モバイルICOCAでなにができる?

モバイルICOCAで予定されているサービス内容は以下のとおりです。なお、以下の内容は検討中のものであり、変更となる可能性があります。
 

  • 定期券の購入・払い戻しチャージなどがスマートフォンのアプリ操作でできるようになります。
  • 自動改札機やお店での支払いで、スマートフォンを読み取り部にタッチするだけで利用できます。
  • チャージ残額利用履歴などをスマートフォン画面上で確認することができます。
  • 登録したクレジットカードから、定期券の購入チャージを行えます。
  • 東海道・山陽新幹線の「スマートEX」、北陸新幹線の「新幹線eチケットサービス」の交通系ICカードとしてモバイルICOCAを登録することで、新幹線の予約、支払い、乗車をスマートフォン1台で利用可能になります。

SMART ICOCAがよりスマートに!

SMART ICOCA」とは、ICOCAと同じくICカード型の乗車券ですが、現金なしでクレジットカードからチャージをすることができるICOCAです。
 
駅に設置された「クイックチャージ機」や「ICOCAマークのある入金機」「自動券売機」などにカードを挿入して希望のチャージ金額を選択するだけで、紐付け登録されたクレジットカードにチャージされます。
 
ほかにも、紛失しても再発行が可能であったり、Webで利用履歴ICOCAポイント履歴の確認ができるなど、通常のICOCAの上位互換にあたる存在とも言えます(一部定期券は利用できません)。
 
今でも、このように便利なサービスを利用できますが、モバイルICOCAが誕生すれば、スマートフォン上でより便利にICOCAの管理をすることができるでしょう。
 
 
Source:西日本旅客鉄道
Photo:西日本旅客鉄道
(藤田尚眞)

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