「カーネギー図書館のApple Storeへの改装」でアメリカ建築賞を受賞

    Apple Carnegie Library

    Apple Carnegie Library
     
    1903年に完成したカーネギー図書館をAppleが改築・改装してApple Storeとしたことに対し、アメリカで最も権威のある建築賞の一つ、アメリカ建築賞(American Architecture Award)が贈られました。

    歴史的建造物をアップグレード

    2019年にオープンしたワシントンD.CのApple Carnegie Libraryは1903年に公立図書館として建設された建物を改装して設置されました。Apple Storeへの改装にあたり、内装は特徴的な20世紀初頭のディテールに触発されて、歴史的な環境に合うように選択したと評価され、今回のアメリカ建築賞受賞につながっています。
     
    Apple Carnegie Library
     
    Apple Carnegie Libraryでは他のApple Storeと同様にToday at Appleが開催されていました。歴史的建造物で当時の内装を再現しつつも、日光を多分に取り入れるなど現在のApple Storeのコンセプトも持ち合わせた空間で創造的な時間を過ごすことができる貴重な場所となっていました。
     
    しかしApple Storeは新型コロナウイルス流行を受けてその営業体系を大きく修正する必要に迫られており、Today at Appleもオンラインで実施されるなど実店舗の存在意義が見直されつつあるのは事実です。しかし文化の香りを感じながら最新のテクノロジーに触れる貴重な機会をApple Carnegie Libraryのような店舗が提供していたのも事実です。文化的側面ではまだまだApple Storeの重要性が色褪せることはないでしょう。
     
     
    Source:AppleInsider
    (KAZ)

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