英国成人の10人中9人が「高価な最新モデルは買わない」と回答
musicMagpieが英国成人を対象に行ったスマホの購入意欲のアンケート調査の結果、4人中3人はなるべく廉価な最新モデルや旧モデルを買うと回答し、ハイエンド機は購入しない意向を示すユーザーが多数を占めました。
英国の10人中9人が「最新モデルは買わない」と回答
musicMagpieが英国成人2,000人を対象に行った投票によると、10人中9人が「高価な最新のスマホは買わない」と回答したとのことです。
4人中3人はより価格の安い新モデルか旧モデルを購入すると答えており、半数は節約のため再生品もしくは中古モデルを買うと回答しています。
新型コロナウイルスのパンデミック禍にも関わらず、2020年4月〜6月期のスマホの平均販売価格(ASP)は10%増加しており、同四半期に北アメリカでは世界市場の中でも最高のASPとなる471ドルを記録しています。
それゆえ、「最新のスマホは買わない」というのは、あくまでイギリス人の傾向である可能性が高いと推測されます。
iPhoneの値下がり率は他社よりも低め
今回のアンケート調査の結果は、musicMagpieの「スマホ値下がり率年次報告書(Annual Phone Depreciation Report)」に掲載されていたものです。
報告書には、新規で購入したiPhoneの価値が購入後1カ月時点と3カ月時点でどれほど失われるかについての興味深いデータも示されています。
iPhone11の場合、購入後1カ月で54.55ポンド(約7,450円)、3カ月後には84.95ポンド(約1万1,600円)価値が失われるとの調査結果が出ています。
しかしながら、iPhoneは他社ブランドと比べて平均値下がり率が低く、価値は購入から12カ月後には43%減、24カ月後には61%減にとどまっており、Samsung、OnePlus、Google、Huaweiと比較して価値が保たれる傾向があることがわかっています。
Source:musicMagpie via The Independent
Photo:William Hook/Flickr
(lexi)