来年発表のGalaxy S21は画面下埋め込みカメラを採用しない？低歩留まりが理由か

 
Samsungは来年発売見込みの次期フラッグシップモデル「Galaxy S21」に、ディスプレイ下埋込み型のカメラを採用する計画だったものの、歩留まりが改善されないため、見送る方針を固めたようです。

UDC搭載機種登場は来年下半期にずれ込む

韓国メディアThe Elecによると、Samsungは2021年上半期（1月〜6月）に発表予定の「Galaxy S21」（仮称）に、ディスプレイ下埋込み型カメラ（UDC: Under Display Camera）搭載を予定していました。
 
しかしディスプレイ下埋込み型カメラの歩留まりが改善されないため、Galaxy S21への搭載は見送る決断を下したようです。同カメラを搭載した製品の登場は2021年下半期（7月〜12月）にずれ込むと、同メディアは伝えています。
 
自撮りカメラが画面下に埋め込まれていると、普段はノッチもホールもないフルスクリーンが楽しめ、カメラ使用時のみ、カメラを覆う部分が透明となります。基本的にはZTEの「ZTE Axon 20 5G」と同じ原理です。

初搭載製品は「Galaxy Z Fold 3」か

The Elecが関係者から入手した情報によると、ディスプレイ下埋込み型カメラを搭載したSamsung初の製品は、来年下半期発売見込みの「Galaxy Z Fold 3」になるとのことです。Samsungは当初、9月に発売したGalaxy Z Fold2で、ディスプレイ下埋込み型カメラを披露する予定だったとも、The Elecは伝えています。
 
Galaxy S21は予定していたディスプレイ下埋込み型カメラに代わり、今年のモデルと同じ中央上部にピンホールが開いたディスプレイを搭載することになりそうです。

 
 
Source:The Elec via Wccftech
Photo:SamMobile
(lunatic)