GoogleマップのAR機能「ライブビュー」が拡張〜ランドマークが使用可能に
Googleは10月1日、拡張現実(AR)でナビゲーションを行える「ライブビュー」の機能拡張をブログで発表しました。ランドマークとなる建物や公園が自動で表示されるようになることで、現在位置の把握がより行いやすくなります。
日本では京都、大阪、東京でランドマークが使用可能
Googleマップの「ライブビュー」のランドマークは、近日中にiOSアプリで京都、大阪、東京、アムステルダム、バンコク、バルセロナ、ベルリン、ブタペスト、ドバイ、フィレンツェ、イスタンブール、クアラルンプール、ロンドン、ロサンゼルス、マドリッド、ミラノ、ミュンヘン、ニューヨーク、パリ、プラハ、ローマ、サンフランシスコ、シドニー、ウィーンの世界24都市で利用可能となる見通しです。
iPhoneまたはiPadでGoogleマップのライブビューを利用するには、以下の手順に従います。
- iPhoneまたはiPadでGoogleマップアプリマップを開きます。
- 検索バーに目的地を入力するか、地図上で目的地をタップします。
- 経路アイコンをタップします。
- 地図の上にある移動モードツールバーで、徒歩アイコンをタップします。
- 画面下の中央にある[ライブビュー]をタップします。
- 画面の指示に沿って、マップに現在地を認識させます。
- 現在地を認識すると、カメラビューを通して画面に経路が表示されます。
- 次の移動ステップや目的地に到達すると、スマートフォンが振動します。
- ライブビューに戻るには、スマートフォンを縦表示にするか、[ライブビュー]ボタンを押します。
ヒント: スマートフォンのカメラは、木や人物ではなく、通りの向かい側にある建物や標識に向けてください。
ヒント: 安全のため、また電池寿命を長持ちさせるため、経路が確認できたらスマートフォンをしまうことをおすすめします。
重要: ライブビューは走行中の車内で使用しないでください。
乗り換え案内からライブビューが利用可に
Googleマップの乗り換え案内からでもライブビューが利用できるようになったため、電車の駅から降りて、徒歩で目的地に向かうときなどにも重宝しそうです。
また、現在地の共有でもライブビューが近く利用可能となる見込みです。
グローバルローカライゼーションを改善
ライブビュー機能の拡充を図るのに、Googleはグローバルローカライゼーションの改善を行ったと述べています。
ピンの配置もより正確になっており、サンフランシスコの入り組んだ通りの位置表示の改善が、ビフォー(左)・アフター(右)で示されています。
Source:Google [1], [2]
(lexi)