侵入者を察知して飛行、録画開始!ホームセキュリティドローンが2021年に発売
Amazon.com傘下のRingは、現地時間9月24日、ホームセキュリティドローン「Always Home Cam」を発表しました。早ければ2021年にも発売予定で、価格は249ドル(約26,000円)となっています。
事前に決めたルートを飛行・録画
「Always Home Cam」は、ユーザーが予め設定した経路に沿って飛行・録画する、セキュリティカメラを搭載した自律型ドローンです。録画中のライブ映像は、Ringのアプリを使うことで外出先からでもリアルタイムに視聴することができます。
また、同社のセキュリティシステム「Ring Alarm」を窓に設置し、「Always Home Cam」と連動させておくことで、第三者が不法に侵入するなどの異変を検知した場合は「Always Home Cam」が自動で飛行、録画を開始することもできます。
なお、「Always Home Cam」は手動での制御に対応しておらず、決められたルート以外を飛行することはできませんが、「障害物回避技術」を搭載しているため経路を遮る物体があれば避けながら飛行することが可能です。
プライバシー面にも考慮
「Always Home Cam」はプライバシー対策として、ドック格納時にはカメラが隠れており、飛行中にだけ録画できる仕組みとなっています。また、飛行中は録画している状況を知らせるブーンという音を発します。
さらに、Ringは録画した動画をエンドツーエンドで暗号化する機能をアプリ内に追加することも発表しており、同機能追加後に動画を視聴する際は専用のキーが必要になります。
2021年発売予定
Ringは米連邦通信委員会(FCC)の承認が得られ次第、「Always Home Cam」を発売する予定としています。早ければ2021年にも発売される見込みで、販売予定価格は249ドル(約26,000円)です。
Source:Ring via CNET Japan
(kotobaya)