「ファミリー共有設定」複数のApple Watchを1台のiPhoneで管理可能に

Apple Watch ファミリー共有設定

Apple Watch ファミリー共有設定
 
Appleは現地時間9月15日に開催したイベントにおいて、1台のiPhoneに、子どもや高齢者が着用しているApple Watchも合わせてペアリングできる「ファミリー共有設定」を発表しました。watchOS7で利用可能となります。

ファミリー共有設定とは

ファミリー共有設定により、家族の誰か1人がiPhoneを所有していれば、他の所有していないメンバーでも、Apple Watchの機能がフルに利用できるようになります。
 
セルラー対応Apple Watchを着用している家族は、iPhoneを持っていなくても、通話、FaceTimeの利用、メッセージやメールの送受信などが行なえます
 
Apple Watch用のApp Storeから直接アプリをダウンロードする、Apple Musicを聞く(サブスクリプションしていれば)、アクティビティリングを使うなど、Apple Watchの全機能を利用することができます。

子どもや高齢者の着用を想定

子どもにApple Watchをもたせる場合は、授業中はアプリにアクセスできないようiPhone側で設定する、通話やメッセージのやり取りをする相手を制限するといったことも可能です。
 
そして高齢な家族が着用する場合は、転倒通知機能や心拍数の異常通知機能が役立ちます。また運動状態もiPhoneからチェックできるので、身体を動かすよう促すことも出来ます。もちろん現在地も把握可能です。

watchOS7で利用可能に

ファミリー共有設定は、watchOS7のリリース(現地時間9月16日予定)とともに利用可能となります。ただし同設定を利用するには、iOS14をインストールしたiPhone6s以降のiPhoneが必要です。
 
またファミリー共有設定は、当面は世界12各国18キャリアのみの対応となる見通しです。

 
 
Source:Apple
(lunatic)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

特集

目次