LINE Pay、2020年中にApple Payに対応へ
本日開催された「LINE DAY 2020」で2020年中にLINEは決済サービス「LINE Pay」をApple Payに対応させると発表しました。Androidスマートフォンで使えるGoogle Payには既に対応しているため、今年中にLINE PayはiPhone、Androidスマートフォンの双方でタッチ決済が可能になります。
コード決済とタッチ決済
LINE PayをiPhoneで使うには、アプリを立ち上げレジでコードを読み取ってもらう必要がありました。最近は多くの店舗がコード決済に対応しているので、LINE Payが使えなくて困るという状況はあまりないのですが、Apple Payによるタッチ決済(iD、Suica、QUICPay)ではアプリを立ち上げなくてもいいという利点があります。そのためLINEがApple Payに対応することはiPhoneユーザーにとって大きな意味を持ちそうです。
今回、LINE PayがApple Payに対応することで、ユーザーはコード決済にするかタッチ決済にするかを利用シーンに応じて柔軟に選択できるようになります。またLINE Payは送金サービス、登録銀行への出金、セブン銀行ATMでの出金にも対応しています。そのためLINEで送り合ったLINE Pay残高をApple Payで使ったり、現金として出金したり、また他のユーザーに送金したりと、利用の幅が一気に広がりそうです。
LINE PayがApple Payに対応するのは2020年中と説明されていますが、2020年はもう3カ月ほどしか残っておらず、まもなくApple Payへの対応を完了させることになります。LINE Payを頻繁に使うiPhoneユーザーにとっては待望の機能なだけに、今回のApple Payへの対応の発表はとてもいいニュースになりました。
Source:Impress Watch
(KAZ)
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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