台風により九州・沖縄地方で停電リスク大、バッテリー充電等の対策を
総合天気アプリを配信するウェザーニュースは、大型で非常に強い台風第10号が九州・沖縄地方に接近しており停電リスクが高まっていると発表しています。2019年には関東地方で台風による大規模な停電が発生しており、今回の台風により九州地方で停電が発生することが懸念されています。
九州・沖縄で停電リスクが増大
ウェザーニュースは過去の事例などから独自に停電リスクを予測しており、台風10号は暴風域が大きく、長時間暴風が続く可能性があるため、九州地方を中心に広い範囲で停電リスクが高まっていると発表しています。
ウェザーニュースは停電に備えた準備についてもホームページで公表しており、停電した場合にはiPhone等のスマートフォンの充電ができなくなるため、停電中も継続して情報を入手するためには、台風襲来前にモバイルバッテリーのフル充電や、乾電池式の充電器を用意することが有効だとしています。
また、スマートフォンを停電時の照明として利用すると、より多くの電力を消費してしまうため、照明には懐中電灯等を利用する方が効果的です。
ウェザーニュースでは、会員向けにGPSを活用した停電リスク予測の提供を行っており、以下のページから利用可能となっています。
・ウェザーニュースの停電リスク予測ページ
2019年は関東で大規模な停電が発生
2019年9月には台風15号の影響により、東京電力管内において大規模な停電が発生し、最大で約93万軒が停電しています。倒木等により復旧に時間を要した結果、一部地域では最長で約16日間停電しました。
また、九州・沖縄地方では2020年9月1日~9月2日に台風9号が接近した影響で停電が発生しており、九州では9月4日の夜に復旧したばかりでした。
Source:ウェザーニュース停電リスク予測, ウェザーニュース停電対策, 東京電力
Photo:気象庁, ウェザーニュース
(seng)