2020年9月2日12:05公開
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MacBookがVAIO XR、A12のようなチルト機構を搭載する? 新しい特許
将来のMacBookには、VAIO XR、VAIO A12が採用していたような、ディスプレイを展開するとキーボードがチルトするメカニズムを搭載するかもしれません。
チルトメカニズムに関する新しい特許を取得
Appleが米国特許商標庁(USPTO)にて取得した特許は、「ポータブル電子機器のリンク機構」という題名がつけられており、MacBookのキーボードに傾斜をつけてタイピング環境を改善しようとするものです。
本特許に記載されたメカニズムは、デスクトップ用キーボードのように、MacBookのボトムケースにスタンドをつけてそれを起こすことで本体奥側を持ち上げ、傾斜を作るものとは異なります。
Appleが取得した特許には、「ボトムカバーを除く本体全体が、ディスプレイ展開時にチルトするリンク機構を持つもの」「パームレストとボトムカバーを除く本体全体が、ディスプレイ展開時にチルトするリンク機構を持つもの」の2つの例が示されています。
VAIO XRやVAIO A12が搭載していたチルト機構
ディスプレイを開くとチルトするメカニズムは、VAIOにも「VAIO XRのインタークーラーフラップ」「VAIO A12のスタビライザーフラップ」などが搭載されていました。
Appleが構想中のメカニズムは、ボトムケースから分離して本体をチルトさせるという点で、より複雑なリンク機構になっているようです。
Source:USPTO via AppleInsider, SONY, VAIO
(FT729)
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iPhone Mania編集部
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