Apple Watch、AirPodsなどのウェアラブル製品が市場で高い販売実績を維持
調査会社IDCは、2020年第2四半期(4月〜6月)のウェアラブル市場おいてAppleが、Apple Watch、AirPods、Beats製品の好調な販売実績により、市場での競争を優位に進めたと報告しています。
ウェアラブル市場全般
IDCによれば、2020年第2四半期(4月〜6月)のウェアラブル市場は前年同期比で14.1%拡大、出荷台数は7,550万台から8,620万台へと増加しています。
ヒアラブル市場
ヒアラブル製品市場は32.6%の伸びを示し、2020年第2四半期(4月〜6月)におけるウェアラブル市場全体の60%を占めました。Appleはこの市場においてAirPodsとBeats製品が好調で、両製品合わせて2,370万台出荷しました。
ソニー、Bose、Jabraなどヘッドホン・メーカーは、AppleとSamsung、Xiaomiなどのスマホメーカーと比べ順位は低いものの、プレミアム市場に焦点を当てているとIDCは報告しています。
スマートウォッチとリストバンド
ウェアラブル市場全体に占めるスマートウォッチとリストバンド(フィットネストラッカー)の比率は39.2%と、2019年第2四半期(4月〜6月)実績である46.8%から減少しました。出荷台数も3,370万台と前年同期比で4.4%減少しています。この市場ではApple、Huawei、Xiaomiが好調な一方、Fitbitの出荷台数が減少しています。
IDCによれば、Fitbitは潜在的な病気の兆候を検出する機能への投資を進めているとのことです。
Source:IDC via AppleWorld.Today
Photo:EverythingApplePro/YouTube
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