2020年8月23日14:35公開

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Galaxy Watch3での血中酸素飽和度測定結果は誤差が大きい?

Samsung Smart Health


 
リーク情報で知られるマックス・ワインバック氏が、Galaxy Watch3で行った血中酸素飽和度(SpO2)の測定結果について、パルスオキシメーターで測定した結果と15%の差があったと報告しています。血中酸素飽和度測定機能は、Apple Watch Series 6への搭載も噂されています。

測定結果に15%の差

ワインバック氏によれば、Galaxy Watch3とパルスオキシメーターを使用して血中酸素飽和度を測定したところ、Galaxy Watch3では83%、パルスオキシメーターでは98%と、測定結果に大きな差があったとのことです。
 


 
ワインバック氏は、心拍数と血圧の測定結果は、誤差の範囲内だと述べています。
 

血中酸素飽和度90%以下は呼吸不全の恐れも?

一般財団法人 日本呼吸器学会は血中酸素飽和度に関し、「一般的に96%〜99%が標準時の値で、90%以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態(呼吸不全)になっている可能性がある」と記しています。
 
Galaxy Watch3で心電図、血中酸素飽和度、血圧測定を行うためのアプリ、「Samsung Health Monitor」は米国でまだ提供されていないと報じられており、ワインバック氏の測定環境も不明なため、誤差の発生原因が注目されます。
 
 
Source:Max Weinbach(@MaxWinebach)/Twitter
, 一般財団法人 日本呼吸器学会
Photo:PhoneArena/YouTube
(FT729)

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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