2020年8月15日14:15公開

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Instagram、削除された写真やDMを1年以上サーバー上に保管していたことが判明

Instargam アイコン


 
セキュリティ研究者が、Instagramの写真やプライベートメッセージが削除後も同社のサーバー上に残っていたことを発見し、6,000ドル(約64万円)のバグ報酬金を獲得した、と報じられています。

これまでにバグが悪用された形跡はなし

独立系セキュリティ研究者のサウガット・ポクハレル氏は、Instagramが保管する自身のアカウントデータをダウンロードしたところ、以前削除したはずの写真やメッセージが含まれていたことに気づきました。
 
削除されたばかりのデータが企業により一時的に保管されることはそれほどめずらしいことではありません。Instagramは、システムからデータを完全に削除するのに90日間かかるとしています。
 
しかしながら、ポクハレル氏がダウンロードした自身のアカウント情報の中には、1年以上前に削除したデータもあったとのことです。「こちら側からデータを削除したにも関わらず、Instagramはそのまま保管していた」と同氏はコメントしています。
 
Instagramの広報担当者はTechCrunchに対して以下のように述べています。
 

当社の提供するダウンロードツールを使ってユーザー情報をダウンロードしたとき、削除されたはずの写真やメッセージが含まれていたことを研究者の方が報告してくれました。すでに問題は修正済みで、これまでにバグが悪用されたという証拠は見つかっていません。(後略)

 
 
Source:TechCrunch
(lexi)

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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