TikTokは米企業と売却交渉失敗でサービス停止、トランプ米大統領が大統領令に署名

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    現地時間の8月6日、ドナルド・トランプ米大統領は「45日以内に米企業との間で売却交渉がまとまらなければ米企業によるTikTokとの取引を停止する」と明記した大統領令に正式に署名した、と報じられています。

    TikTokの締め出しが現実のものに

    トランプ米大統領は、人気の動画共有アプリTikTokを安全保障上の脅威としてみなしており、米企業によって買収されなければ米国内でサービス停止とすると以前述べていました。
     
    米ホワイトハウスの動向に詳しいアンドリュー・ファインバーグ記者は、「トランプ大統領がTikTokを45日以内にサービス停止とする大統領令に署名した」とツイートしました。
     

    WeChatもサービス停止に

    TikTokは、Microsoftが買収を企てており、買収交渉が成功した場合、米財務省に大部分の買収額が支払われる、と先日伝えられたばかりです。
     
    今回の大統領令は、国際緊急経済権限法にもとづくもので、米国ユーザーの個人情報がTikTokを運営する中国企業ByteDanceにより取り扱われることが、安全保障上の脅威になっていると説明されています。
     
    米メディアThe Vergeによれば、同様の理由でTencentが運営する多機能チャットアプリWeChatのサービス停止も大統領令に記載されているとのことで、米国からの大規模中国アプリの締め出しがこれから本格的に行われていくようです。
     
     
    Source:AppleInsider via The Verge
    Photo:The White House
    (lexi)

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