日産の新型電気自動車「アリア」、ワイヤレスCarPlayは日本モデル非対応?

Nissan Ariya 日産 アリア

Nissan Ariya 日産 アリア
 
日産自動車は7月15日、100%電気自動車「アリア(Ariya)」を発表しました。Amazon Alexaを内蔵するほか、アメリカではワイヤレス接続のApple Carplayにも対応すると発表されていますが、日本での発表では言及されていません。

クルマのソフトをワイヤレスアップデート

日産が発表した「アリア」は、最大610kmの航続距離を誇るクロスオーバータイプの電気自動車で、「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現するモデルと位置付けられ、日産の新しいデザイン言語が内外装に導入され、先進技術やコネクテッド技術が盛り込まれています。
 
Nissan Ariya 日産 アリア
 
「アリア」には、日産として初の無線でクルマのソフトウェアをアップデートする「リモート・ソフトウェア・アップグレード」機能が採用されています。この機能により、停車中や走行中にソフトウェアをダウンロードし、短時間でアップデートが完了します。
 
日産は、「アリア」の発表と同時に、新しいブランドロゴも発表しています。
 
Nissan 日産 ロゴ
 

非対応?ワイヤレスCarPlay、日本での発表に記載なし

日産が北米向けに発表したプレスリリースには、「ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoを搭載し、ドライバーにクルマの内外でシームレスに統合された体験を提供します」と記載があります。
 
Nissan Ariya 日産 アリア
 
日本版のプレスリリースには「センターコンソール内にはQi規格のワイヤレスチャージャーが搭載されています」の一文がありますが、本稿執筆時点では、ワイヤレスCarPlayやAndroid Autoに関する記述はありません。
 
残念ながら、日本向けモデルはワイヤレスCarPlay非対応となる可能性もあります。

「ハローニッサン」で操作可能

「アリア」は車両に音声認識機能を内蔵し、「ハローニッサン」と呼びかけることで空調やナビゲーションを操作できるほか、Amazon Axelaも搭載し、音楽再生や通話、自宅のスマートホーム機器の操作などが可能です。
 
Nissan Ariya 日産 アリア
 
「アリア」は、日本では2021年中頃に発売予定で、実質購入価格は約500万円からとなる見込みです。2021年後半には、北米でも発売予定です。
 
日産は、「アリア」の開発責任者やデザイナーが車両概要を語る動画を公開しています。
 

 
 
Source:日産自動車 報道発表(日本版, 北米版
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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