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2020年7月6日 12時09分

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スマホユーザーの3人に1人は、次の機種購入費用を20%以上減らす予定

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界の経済にも大きなダメージを与えています。調査会社の最新調査の結果、消費者の多くがスマートフォンの買い替えを遅らせる考えであることがわかりました。

半数が「スマホの買い替えを遅らせる」と回答

調査会社Counterpoint Technology Market Researchは、スマートフォン市場における消費者の考え方を把握するため、世界の主要7市場(米国、英国、インド、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア)を対象に、Global Consumer Lens調査を実施しました。
 
その結果、およそ半数の回答者がスマホの買い替えを遅らせると回答しました。インドでは、しばらく様子を見た後に購入という回答が61%と最も多く、同様な傾向はスペインとイタリアでも見られ、スペインは58%、イタリアは56%の回答者が、いつもよりもっと後で買い替えると回答しました。米国では遅らせると答えた割合は41%であった一方、ドイツは遅らせると答えた人が最も少なく、34%という結果となりました。
 
消費者の購買動向について、シニアアナリストのパベル・ナイヤ(Pavel Naiya)氏は以下のようにコメントしています。
 
「コロナウイルスの流行による将来の収入への不安が消費者行動に影響を与えており、様々な場面で、どうしても必要なものしか買わないようになっている。それがスペインとイタリアのスマートフォン購買層にもっとも顕著に表れている。次の機種購入の支出を20%以上減らそうとしている消費者が最も多いのは、スペイン(27%)、イタリア(24%)で、これに米国(24%)が続く。現状をみると、この傾向は2021年半ばまで続く見込みであると私たちは予測している」
 
スマートフォン購入に関する今後の支出の意向

最も反中国感情が強いのはインド

COVID-19流行の震源地は中国の武漢であると報道されているため、Counterpointは中国製スマートフォンに対する人々の考えに関しても独自の調査を行いました。その結果、反中国の感情が一番強いのはインドの消費者で、半数以上の回答者が、中国で製造された製品や中国メーカーに対して、ネガティブな印象を持っていました。ほぼ4割の回答者が、中国で製造された製品や中国メーカーのスマートフォンは購入しないと回答しました。
 
この調査は実効支配線上のガルワン渓谷でのインド・中国の衝突よりも前に行われたものですが、両国による実効支配線を巡る対立が、調査結果に大きく影響しているのではないかとCounterpointは見ています。
 
部品は世界中から調達されており、何をもって「中国製」と呼ぶかが難しいところですが、米国でも5分の1の回答者が中国製の商品は買わない方が良い、と回答しています。

米国、英国、インドの消費者動向分析

さらにCounterpointは、米国、英国、インドの消費者動向分析も行っています。
 

米国

  • インターネット通販が米国で最も急成長している販売チャネルである。インターネット通販は、回答者のうち、働いていない、LGやSonyを買おうとしている人々の間に浸透している一方、Appleを検討している人々には広まっていない。
  • 市場が成熟しており、ほとんどのユーザーはiOSとAndroidのどちらかである。SamsungとAppleユーザーのブランドへのロイヤリティは同程度である。AppleユーザーはiPhoneのカメラに最も満足し、SamsungユーザーはGalaxyのディスプレイに最も満足している。
  • この2年で自撮り用カメラの重要性が高まった。ソーシャルメディアの拡張現実(AR)機能がインタラクティブなコンテンツの作成に自撮り用カメラを用いるからだろう。最近ではビデオ通話が日常の習慣として組み込まれていることから、高性能な全面カメラの重要性がさらに高まった。

 

英国

  • 英国消費者の3分の2が、現在の料金プランのままでスマートフォンを購入しようと考えている。20%以上の出費を抑えようとしているのは、わずか11%に過ぎない。
  • 43%の回答者が来年機種変更しようと考えている。キャリアが運営する小売店での購入を考える人が相変わらず最も多く、大手家電量販店がそれに続く。
  • ほぼ9割の回答者が、中国製の購入にためらいがない。

 

インド

  • 回答者の半数が10,000インドルピー~20,000インドルピー(約14,500円〜約29,000円)を払うつもりである。
  • 回答者の半数以上が、来年機種変更を考えている。
  • 大多数がスマートフォンの買い替えを先延ばしにする結果、平均の買い替えサイクルは現在の22カ月から26カ月に伸びそうにある。
  • インターネット上の製品レビュー記事が最大の情報源となっており、友人や家族の勧め、ハイテク関連のYouTuberがこれに続く。
  • 回答者のほぼ7割が、学習のために子供に専用スマートフォンを持たせることに興味を持っている。

 
 
Source:Counterpoint Technology Market Research/PR Times
(lunatic)

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