macOS Big Surで復活するMacの起動音「ジャーン」誕生の歴史
macOS Big Surで、Macの起動音「ジャーン」が復活するのが話題となっています。Apple製品の歴史を独自のスペックシートで紹介しているApple ExplainedのYouTubeチャンネルが、Macの起動音とクラッシュ音の歴史を動画で紹介しています。
起動音の歴史
Apple Explained制作の動画は第1部として、歴代Macの起動音を取り上げています。
Macintosh 128k:1984年~1990年
Macintosh 128kと同じ起動音が、Macintosh SEやMacintosh Classicでも用いられていました。
Macintosh Ⅱ Series:1987年~1992年
Macintosh SE/30で用いられたこの起動音は、Macintosh 128kのものより和音がかったものになっていました。
Macintosh LC Series:1990年~1996年
こちらの起動音は、高音が抑えられて落ち着いたものへと変化しています。
Macintosh Color Classic:1993年~1995年
Quadraシリーズや、68k Power Bookで使用されたこちらの起動音以降、同じ起動音を搭載する期間は短くなっていきます。
Power Macintosh 7220:1995年~1998年
この起動音は、余韻を引くようにフェードアウトしているのが特徴です。
Power Macintosh 6100:1994年~1995年
採用期間がわずか1年弱のこちらの起動音は、久しぶりに高域が強調されたものでした。
Power Macintosh 9500:1994年~1999年
Power Macintosh 6100の起動音は不評だったのか、Power Macintosh 9500では以前の起動音に近いものに戻りました。
Power Macintosh G3 (Blue & White):1999年~2016年
Power Macintosh G3 (Blue & White)で採用された起動音が、2016年モデルのMacシリーズまで続きました。
Twentieth Anniversary Macintosh:1997年~1998年
Apple Explainedは最後に、あまり聞く機会のなかったであろう、Twentieth Anniversary Macintoshの起動音も取り上げています。
クラッシュ音
Apple Explainedの動画は、「第1部:起動音編」に続き、「第2部:クラッシュ音編」へと続きます。
6100はクラッシュ音も独特で、自動車事故の音(クラッシュする音)を採用しています。
動画はこちらからご確認ください。
Source:Apple Explained
(FT729)