シャマラン監督のApple TV+ドラマ「サーヴァント」、盗作訴訟が棄却される

apple tv+ サーヴァント

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ホラー映画の鬼才として知られるM・ナイト・シャマラン監督が手掛ける、Apple TV+のオリジナルドラマ「サーヴァント ターナー家の子守」は盗作だと主張する訴訟が28日、米裁判所によって棄却されました。

2013年の映画に酷似していると主張

「サーヴァント」を盗作だと主張するフランチェスコ・グレゴリーニ監督は、自身がサンダンス映画祭に2013年に出品した「The Truth About Emanuel(エマニュエルについての真実)」と設定が酷似しているとし、2020年1月にAppleを相手取って訴訟を起こしました。「The Truth About Emanuel」は、人形を亡くなった赤ちゃんだと思い込む母親と17歳のベビーシッターとの交流を描いた映画です。
 

 
そして奇遇にもApple TV+のオリジナルドラマ「サーヴァント」も、子どもを失い失意に暮れる夫妻が赤ちゃん人形をベビーシッターに預ける物語なのです。
 

堪え難い悲劇に見舞われてしまったフィラデルフィアの夫婦。深い悲しみに引き裂かれる2人は、彼らが住む家へ奇怪な何かを引き寄せてしまう。(「サーヴァント」の公式紹介より)

 

 
グレゴリーニ監督は内容ばかりか、キャラクターやシーン、演出、語り方すべてが酷似していると主張、偶然の一致では片付けられないと訴えを起こしました。一方でシャマラン監督は、「サーヴァント」の製作が「The Truth About Emanuel」の公開よりも前に始まっており、同映画を観たこともないと反論していました。

第2シーズンの作成が決定

しかし裁判官は今回、「サーヴァント」と映画が似ていると結論づけるには不十分であり、グレゴリーニ監督は類似を大げさに言い立てているに過ぎないとして、グレゴリーニ監督の訴えを棄却しました。
 
「シックスセンス」「サイン」などでは予想外の結末で観客を驚かせたシャマラン監督ですが、訴訟の結末は尻すぼみに終わった感が否めません。ただし、「サーヴァント」は視聴者からも好評で、すでに第2シーズンの製作が決定しています。
 
 
Source:MacRumors(1),(2),Apple TV+
(kihachi)

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丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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