2020年5月5日14:58公開 / 2020年5月6日05:20更新
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AppleとGoogleが共同開発のコロナの接触者追跡アプリのインターフェースが公開
AppleとGoogleは4月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止対策のため、共同で接触者追跡技術を開発すると発表しました。今回、同技術を使用したアプリがどのようなユーザーインターフェース(UI)になるか、コンセプトアプリのスクリーンショットの写真が公開されました。
新コロ対策は2段階で構成
AppleとGoogleの共同での取り組みは2段階で成り立っています。第1段階として、AndroidとiOSの端末間で相互運用が可能なアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)が5月に公開される予定です。
第2段階として、上記APIにBluetoothベースの濃厚接触検出機能を組み込んだプラットフォームの開発が計画されています。
AndroidとiOSそれぞれのUIが公開
AppleとGoogleは今回、接触者追跡アプリのUIのサンプルをリリースしました。AndroidとiOSバージョンがそれぞれ公開されています。
起動画面
結果の共有画面
曝露通知を受け取る流れ
通知の設定画面
新ポリシーも公開
UIのサンプルと同時に、「曝露(Exposure Notification)API」に関する新たなポリシーも発表されています。
- アプリは政府の公衆衛生当局によって、もしくは当局の要請により作成されなければならない
- アプリはAPIを使用する前にユーザー同意が必要となる
- アプリは陽性の検査結果を共有する前にユーザーの同意が必要となる
- アプリは最低限のデータを取得しなければならない
- アプリの開発者は取得したデータをCOVID-19対策のみに使用できる
- アプリは位置情報にアクセスできない
Source:TechCrunch
(lexi)
著者情報
iPhone Mania編集部
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