中国ECサイト、顧客の自宅玄関でのApple製品下取りサービスを開始
中国でスマートフォンを販売するAppleやHuaweiが、配達業者や小売店を通じて、迅速な配達サービスや、顧客の自宅玄関での下取りサービスを提供しています。これは新型コロナウイルスの蔓延で、外出をできるだけ控えたい顧客の要望に応えたものです。
注文後最短30分で受け取りが可能
通常オンラインで商品を購入すると、早くても翌日配達が一般的です。今すぐ商品を手にしたい人にしてみれば「店に行って買った方が早い」でしょう。しかし現在の状況では、中国では多くの店舗が営業を再開しているとはいえ、外を出歩くことに抵抗がある人も少なくありません。
Huaweiのフランチャイズストアは、フードデリバリーで知られるMeituan(美団)と契約しました。北京、上海、無錫の3都市の在住者は、MeituanアプリでHuaweiのスマートフォンを注文すると、注文後最短30分で商品を受け取ることができます。
自宅玄関で下取り端末の査定が受けられる
中国の大手ECサイトJD.comは3月より、Apple製品のトレードインサービス(下取り)を、顧客の自宅玄関で行うプログラムを立ち上げています。Appleに下取りに出す場合、Apple Storeに持ち込むか、オンラインで下取りキットを申し込むことになりますが、持ち込みの場合は当然ながら店舗に出向く必要があります。オンラインの場合は外出は不要ですが、日数がかかります。
それに対しJD.comのプログラムの場合、顧客は自宅の玄関でデバイスの査定を受けることができます。iPhoneだけでなく、iPadやMacも自宅でのトレードインサービスの対象となっています。