Appleデザインの特製シールドマスク、2,000万枚以上を寄付
Appleが顔を覆うマスク(シールド)をデザインし、医療従事者向けに2,000万枚以上寄付するようです。ティム・クック最高経営責任者(CEO)がTwitterで明らかにしました。
デザイナーやエンジニアが総結集
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的蔓延によって、マスクなどを始めとした様々な医療資源の枯渇が指摘されています。こうした危機的状況を受け、Appleのティム・クックCEOは6日、Twitter上で医療従事者へ向けてマスクを寄付すると述べました。
投稿された動画では、Appleが自社のサプライチェーンを通して2,000万枚以上の特注マスクを用意、政府と協力して、必要としている人たちに寄付する旨が語られました。
また寄付するマスクは、Appleのプロダクトデザイナーやエンジニア、オペレーション担当など、社を挙げて開発から供給まで漕ぎ着けたものであることも明らかにされました。つまり、無料ではあるものの立派な“Apple製品”というわけです。素材の確保や製造は米国と中国で行われました。
Apple is dedicated to supporting the worldwide response to COVID-19. We’ve now sourced over 20M masks through our supply chain. Our design, engineering, operations and packaging teams are also working with suppliers to design, produce and ship face shields for medical workers. pic.twitter.com/3xRqNgMThX
— Tim Cook (@tim_cook) April 5, 2020
すでに最初のマスクはシリコンバレーのある、カリフォルニア州サンタクララ郡の病院に寄贈されたそうで、クックCEOの話では「医師たちからの反応はとても良いものだった」とのことです。2分以内に組み立てられ、調整も可能なのだとか。
ちなみに、ティム・クックCEOは3月末にもTwitter上で、Appleによる1,000万枚以上のマスク寄付を表明しています。
Source:The Verge
(kihachi)