Apple、ジョブズ氏未亡人やディカプリオ氏らと食糧支援の寄付組織設立
Appleは、スティーブ・ジョブズ氏の未亡人ローレンス・パウエル・ジョブズ氏、俳優のレオナルド・ディカプリオ氏らと組んで、食糧支援を行う慈善団体への寄付を募る「America’s Food Fund」を立ち上げました。
新型コロナで多くの失業者が出る状況に対処
「America’s Food Fund」の設立には、Appleをはじめ、慈善活動家のローレンス・パウエル・ジョブズ氏、レオナルド・ディカプリオ氏、フォード財団が名を連ねています。
「America’s Food Fund」への寄付は、ファンドレイジングプラットフォームGoFundMeで募られており、Web上で寄付が完結します。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により多くの失業者が出ている状況を踏まえ、生きるのに必要な食糧支援の重要性を語っています。
Apple is proud to support @ChefJoseAndres’s @WCKitchen and @FeedingAmerica. We can only overcome this crisis if we make sure that every person has the essentials they need to care for themselves, their families and the vulnerable people in their lives. https://t.co/Hd5iioL4bD
— Tim Cook (@tim_cook) April 2, 2020
著名シェフが代表の団体も
「America’s Food Fund」は、集めた寄付を、経済的に困窮した人々への食糧支援を行う非営利団体のWorld Central KitchenやFeeding Americaに提供します。
World Central Kitchenは、有名なシェフのホセ・アンドレス氏が代表を務めています。アンドレス氏は、Apple TV+の特別番組「オプラが語るCOVID-19」で、人気司会者のオプラ・ウィンフリー氏とも対談しています。
「オプラが語るCOVID-19」は、Apple TV+の有料会員登録をしていなくても、iPhoneやMac、Apple TVなどのAppleデバイスで無料で視聴できます。本稿執筆時点では英語での配信のみですが、後日、日本語字幕が追加される予定です。
Source:America’s Food Fund, MacRumors, 9to5Mac, 「オプラが語るCOVID-19」
(hato)