台湾のAppleサプライヤー、iPhone12の生産延期の気配はないと主張

iphone12

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AppleはiPhone12の発売時期の延期を検討していると報じられたばかりですが、一部のAppleサプライヤーは、今のところ生産予定の変更に関する情報は何も入ってきていないと主張しています。

「生産延期について何も聞かされていない」

iPhoneのプリント基板(PCB)の生産を担う台湾のAppleサプライヤーたちは、AppleからiPhone12の生産延期について何も聞かされていないと述べています。しかしながら、新型コロナウイルスによりPCB産業やその他の産業の発注状況がわかりにくくなっているとの情報もあり、判断するのが難しい状況です。
 
PCBメーカーTripod Technologyは、新型コロナウイルスが及ぼす影響を懸念しているものの、2019年に過去最高の売上高と収益を記録しており、需要の落ち込みが生産再開の足かせになっているわけではなく、むしろ従業員を集めるのに苦労しているとのことです。

PCBメーカーはNikkeiの報道内容を否定

台湾のPCBメーカーたちは、発売時期を延期するためAppleから量産を2カ月遅らせるよう指示があったというNikkei Asian Reviewの報道内容を否定しています。
 
米メディア9to5Macは、需要と供給の兼ね合いを考慮すると、iPhone12の発売が延期となる可能性が高いのではないかと推測しています。
 
Apple社内では、「スマホの買い替え意欲が冷え込んでいるため、消費者の5G対応iPhoneへの反応がいまいちになる可能性がある」との意見が出たとNikkeiは伝えています。
 
 
Source:DigiTimes via 9to5Mac
Photo:LetsGoDigital
(lexi)

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