ITC、Appleを「タッチコントロール」特許侵害の疑いで調査すると発表

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    米国国際貿易委員会(ITCは、Apple及び、その他の企業に対して特許を侵害している疑いがあるとして、調査を始めると発表しました。
     
    Neodronは2月、Appleや他の企業がタッチスクリーンデバイスに関する特許を侵害しているとして、ITCに調査を要請していました。

    Neodron、Appleに対して特許侵害を主張

    ITCは、一部のタッチコントロール式モバイル機器、コンピューター、及びコンポーネントの調査を開始することを決定しました。
     
    訴状は1930年関税法の米国への輸入における337条の違反と、一部のタッチコントロール式モバイル機器、コンピューター、そのコンポーネントの販売における特許侵害を主張しています。
     
    調査対象の企業はAppleの他に、Amazon、ASUS、LG、Samsung、Motorola、Microsoft、ソニーが含まれています。Neodronは、限定的除外命令と停止命令の発動の申し立てを行っています。
     
    ただし、ITCは、調査を開始したからといって本件に関して何らかの決定を下したことを意味するものではないと言及しています。
     
    Neodronが引用した特許は、特許番号7,821,425、7,903,092、8,749,251、9,411,472です。これらの特許は、全てタッチコントロール式モバイル機器、コンピューター、コンポーネント及び、それらに関わる技術に関するものです。
     
    Neodronは先月、Appleや他の企業に対して訴訟を起こしました。
     
    その際、Patently Appleは以下のようにNeodronがパテント・トロールであると説明しています。
     

    Neodronは、実際に特許を侵害されるような製品を製造していますか?
     
    いいえ。Neodronはパテント・トロールで、HP、Dell、Amazon、Microsoft及び、他の企業を訴えています。
     
    この訴訟では、2016年にMicrochip Technologyに買収されたAtmelから取得した4つのタッチテクノロジー関連の特許を侵害していると主張しています。

    ITCは、調査終了予定日は、調査開始から45日以内に決定すると述べています。
     
     
    Source:9to5Mac,Patently Apple
    (m7000)

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