「脱獄iPhone」販売の少年、商標法違反で逮捕

ハッキング プログラム Pixaby

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スマホ用ゲームで不正行為をするための「チートアプリ」を組み込んだ「脱獄iPhone」を販売していた少年が、商標法違反の疑いで逮捕された、と京都新聞が報じています。

不正アプリ入れた「脱獄iPhone」60台を販売

京都府警サイバー犯罪対策課と下京署が逮捕した、兵庫県に住む19歳の少年は、スマホ用ゲームアプリで不正行為をするための「チートアプリ」をインストールした「脱獄iPhone」と呼ばれる端末をTwitterなどを経由して販売していました。
 
少年は、中古で購入したiPhoneのシステムを改造し、Twitterで購入希望者を見つけ、チートアプリをインストールして販売していた疑いが持たれています。
 
これまでに「脱獄iPhone」約60台を販売した少年は、およそ250万円の売り上げを得ていたとみられます。
 
少年が逮捕された容疑は、Appleの商標権を侵害した商標法違反です。

「チート行為」は犯罪、警視庁が注意喚起

警視庁サイバー犯罪対策課は、オンラインゲームで課金せずにゲーム内の通貨を増やしたり、キャラクターのレベルを上げたり、アイテムを増やすなどの「チート行為」は犯罪である、と注意を促しています。
 
警視庁「チート行為はやめましょう!」
 
チート行為だけでなく、チート行為を可能にするプログラムを提供する行為も、犯罪に該当します。
 
警視庁は、チート行為を発見した場合には、オンラインゲームの運営会社に通報することを勧めています。
 
 
Source:京都新聞, 警視庁
Photo:Pixaby
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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