韓国のAppleサプライヤー、800人の従業員に自宅待機を命令〜コロナウイルスを警戒

    SK Hynix


     
    韓国のチップメーカーSK Hynixは現地時間の20日、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、800人の従業員に自宅待機の命令を出したことが明らかになりました。

    研修生2名が新型コロナウイルス感染の疑い

    韓国・利川市(イチョンし)のSK Hynixの生産施設内で新型コロナウイルスの感染者は出ていないとされていますが、同社は予防策として従業員に自宅待機を命じました。
     
    研修生の一人が、韓国で新型コロナウイルスの感染者が多く出ている大邱広域市(テグこういきし)で、ウイルスの感染患者と密接な接触を持ったことが原因とされています。
     
    SK Hynixは世界で2番目に大きなメモリチップメーカーで、AppleやHuaweiなどを顧客として抱えています。同社の別の研修生は、肺炎を患ったと伝えられていますが、2名の研修生は今のところ新型コロナウイルスの検査で陰性判定が出ていることがわかっています。SK Hynixは念のため2度目の検査を行う見通しです。
     
    280人の研修生を含む800人の従業員は、利川市全体の18,000人の労働者からするとごく一部に過ぎないと、SK Hynixはコメントしています。同社は利川市の研修センターと病院を閉鎖済みであることがわかっています。
     
     
    Source:Reuters via AppleInsider
    Photo:SK Hynix
    (lexi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次