YouTube、Apple TVのような外部チャンネルの月額課金システム検討か
Google傘下のYouTubeが、サブスクリプション(月額課金)でサードパーティのチャンネルを視聴できる仕組みを検討していることが明らかとなりました。
Apple TVやAmazon Prime Videoに追随か
ニュースサイトThe Informationに事情通が語ったところによると、YouTubeは現在、Apple TVやAmazon Prime Videoのようにサードパーティのチャンネルをサブスクリプション登録できる仕組みを計画しているようです。
チャンネルをサブスクリプション登録することで、ユーザーはApple TVやAmazon Prime Videoではデフォルトで配信されていない、そのチャンネル独自の動画コンテンツを視聴できるようになります。
例えば米国のApple TVでは現在、CBS All Access、Starz、Showtime、Comedy Central Now、HBOといった有料チャンネルを、個別のアプリを起動することなく、Apple TV内で視聴することが可能です。
Amazon Prime Videoでも、日本ではNHKオンデマンド(月額990円)、シネフィル+WOWOW(月額390円)といったサブスクリプションが提供されています。
YouTube TVはどうなる?
YouTubeではすでにYouTube TVとして、月額50ドル(約5,500円)でテレビのストリーミング配信を利用できるサービスが展開されており(日本未対応)、200万人が課金しています。
新たにチャンネルのサブスクリプション登録が始まった場合、YouTube TVがどうなるのか現時点では明らかにされていませんが、いずれにしても先行するAppleやAmazonにとって大きな脅威となるのは間違いないでしょう。
Source:The Information via MacRumors
(kihachi)