Apple、18の製錬業者と精製業者を昨年サプライチェーンから排除


 
Appleは、第三者機関による監査への不参加を表明した18の製錬業者と精製業者を2019年にサプライチェーンから外したことが明らかになりました。これにより、5年連続でAppleサプライチェーンのすべての企業が監査を受けたことになります。

Appleの製錬業者と精製業者に紛争鉱物の取り扱いはなし

米証券取引委員会は、iPhone、iPad、Mac、iPod touch、Apple TV、Apple Watch、AirPods、HomePod、Apple Card、Beats製品と、すべてのAppleブランドアクセサリに使用されている、スズ、タンタル、タングステン、金(まとめて3TG)の調達方法についての情報を公開しました。
 
3TGを含む鉱物のうち、コンゴ民主共和国の紛争の資金援助につながるものが法律で紛争鉱物として規定されていますが、2019年末時点で、Appleの取引する267の製錬業者と精製業者の中に、紛争鉱物を取り扱う業者が含まれていなかったことがわかっています。
 
2019年は323の製錬業者と精製業者で始まりましたが、36の業者がサプライヤーの間違ったもしくは意図せぬ報告によりAppleのサプライチェーンから外れ、18の製錬業者と精製業者が第三者機関の監査を拒否したことなどによりAppleにより排除されました。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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