Apple、人工衛星からデータをデバイスに転送するための新技術を開発中か


 
航空宇宙、人工衛星、アンテナデザインなどの産業で経験を積んだエンジニアたちで構成されるApple社内のチームが、人工衛星からデータをデバイスに転送するための新しい方法を模索している、とBloombergが報じています。

位置情報のトラッキング精度の向上やマップの改善のための可能性も

Appleが新しいデータ転送技術の開発を行っているのは、ワイヤレスキャリアへの依存を軽減させたり、従来から存在するネットワークに頼らずにデバイス同士をつなぐ方法を模索しているからである、とBloombergのマーク・ガーマン氏はコメントしています。
 
位置情報のトラッキング精度の向上や、マップの改善、新機能の追加も考えられる、とガーマン氏は続けています。
 
Appleが人工衛星そのものの開発を行うかどうかは定かでありません。Appleの広報担当者はコメントを控えています。
 
Appleは過去数カ月にわたり、複数のソフトウェアエンジニアとハードウェアエンジニアをデータ転送技術を開発するチームに雇い入れたことが明らかになっています。
 
チームは、2014年にGoogleにより買収された人工衛星写真企業Skybox Imagingで航空宇宙エンジニアを務めた、マイケル・トレラ氏とジョン・フェンウィック氏により率いられていることがわかっています。
 
 
Source:Bloomberg via 9to5Mac
Photo:Daniel L. Lu/Wikimedia Commons
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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