「Flickr」運営会社のCEO、Proサブスクリプションへの乗り換えを促す


 
Flickr」は、2018年に画像ホスティングサービスSmugMugよって買収されましたが、思うように利益が上がっていないため、同社の創業者で最高経営責任者(CEO)のドン・マクアスキル氏が、無料ではなく、Proサブスクリプションにアップグレードするようユーザーに呼びかけました。

利益を失いながら運営を続けることはできない

SmugMugは、「Flickr」の標準ユーザーに2013年から提供されていた1TBの無料ストレージを昨年終了させ、写真1,000枚までの限定に変更しました。
 
「儲かるからFlickrを買ったわけではない。Facebookなどのプラットフォームと違って、ユーザーのプライバシーを侵害し、データを売るためでもない。写真家と写真への愛からFlickrを買ったんだ。Flickrはただ生きながらえるだけでなく、繁栄すべきだ」と、SmugMugのCEO、マクアスキル氏はコメントしています。
 
「(当社の理念に)世界が賛同してくれると思うし、Flickrコミュニティも同意してくれると信じている。しかしながら、利益を失いながら運営を続けることはできない
 
Flickrはこれまでできる限り運営コストを抑えてきたものの、巨大なコミュニティを支えるのに価格上昇は避けられない、とマクアスキル氏は述べており、「Proサブスクリプションに乗り換えるには今がチャンス」と、ユーザーにアップグレードを促しています。
 
 
Source:The Verge via 9to5Mac
(lexi)

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