Apple、セキュリティ機能についての説明をまとめた資料を公開
Appleは、「Apple Platform Security」と名付けた資料の2019年秋バージョンを公開しました。 資料では、セキュリティプロセッサSecure Enclaveや、生体認証セキュリティシステム、安全な起動などについて詳しく説明されています。
複数存在したセキュリティ関連資料をひとつに集約
「Apple Platform Security」は、157ページにわたるAppleのセキュリティ関連機能についてまとめた資料です。
資料は、他企業がAppleのセキュリティ技術と自社ポリシーを組み合わせるためのガイドの役割も果たします。
「すべてのAppleデバイスは、ユーザー体験を安全で透明性の高いものにするためだけでなく、個人情報を安全に保管するという最も重要な目的を果たすため、ハードウェア、ソフトウェア、サービスが一体となって動作するようデザインされています」と、Appleはコメントしています。
「Appleデバイスは、端末とデータだけでなく、ユーザーがローカルな環境で行う作業、ネットワーク上で行う作業、インターネットサービスを含む、エコシステム全体を保護します」
資料の項目は、ハードウェアセキュリティ、生体認証、システムセキュリティ、暗号化とデータ保護、アプリのセキュリティ、サービスのセキュリティ、ネットワークセキュリティ、開発者キットなど多岐にわたります。
今回公開された資料は、iOSセキュリティガイド、macOSセキュリティ概説、T2セキュリティチップ概説など、散在していたセキュリティ関連の資料をひとつに集約したものとなっています。
Source:Apple Platform Security via AppleInsider
(lexi)