Apple Pencilで紙に描いているような感覚が得られるようになるかも?


     
    AppleのスタイラスApple Pencilで、あたかも紙の上に描いているような感覚が得られるようになるかもしれません。Appleが2018年に特許を申請していたことが明らかになりました。

    質感の再現にハプティックフィードバックを使用

    Appleは、2018年6月19日付けで「質感シミュレーションのためのハプティックフィードバックを搭載したスタイラス(STYLUS WITH HAPTIC FEEDBACK FOR TEXTURE SIMULATION)」と名付けられた特許を申請していたことがわかりました。
     
    2019年12月19日付けで公開された特許出願には、「力覚センサーシステムは、先端に力がかけられたとき、ハウジング(筐体部品のうち装置などを包んで保護する覆いの部品)に対する先端の動きを検出することができる」と記されています。
     
    「スタイラスで表面上に描くとき、質感を再現するのにハプティックフィードバックが使用される」との記載も確認できます。
     

    クックCEOも鉛筆を目指していると過去に言及

    Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、2015年に「鉛筆のような外見、そして描き心地を再現したものでなければ、わざわざスタイラスを使う必要はない」と、質感のシミュレーションが将来的にApple Pencilに実装されることを示唆する旨のコメントを述べています。
     
    今回の特許技術が現実のものとなった場合、Apple Pencilで本物の鉛筆に近いような感覚が得られるようになるかもしれません。
     
     
    Source:Apple/USPTO via AppleInsider
    Photo:Apple
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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